「400 Bad Request」エラーの原因と対策を超詳しく解説!
ウェブサイトにアクセスしたり、PostmanやEchoAPIでAPIをデバッグ中にHTTP 400エラーが出るとイライラしますよね。このエラーはクライアントのリクエストに問題があることを示しています。この記事では、その原因と対処法を解説します。
HTTP 400エラーを理解しよう:よくある原因と解決方法
ウェブサイトにアクセスしたり、Postmanや EchoAPI などのツールを使ってAPIをデバッグしている時に、突然HTTP 400エラーに遭遇すると、本当にイライラしますよね。このエラーは、クライアント(つまりあなたから)のリクエストに問題があることを示しています。この記事では、HTTP 400エラーが発生する一般的な原因と、その対処方法について分かりやすく解説します。
Postman が返したAPIのステータスコードは400です
EchoAPI が返したAPIのステータスコードは400です
1. リクエストの構文エラー
HTTP 400エラーの最も一般的な原因は、リクエストの構文エラーです。これは、サーバーに送信するリクエストのフォーマットが正しくないことを意味します。例えば、POSTリクエストでJSONデータを正しく書けていなかったり、必要なフィールドが抜けていたりする場合です。
解決方法:
- リクエストの構文をチェック。
- Postmanなどのツールを使ってリクエスト内容をバリデート。
- APIドキュメントを参照し、リクエストに必要なすべてのフィールドとフォーマットが含まれていることを確認。
2. 無効なURL
次に多いのが、リクエストのURLが正しくない場合です。これは、スペルミス、不正なパス、またはサポートされていないプロトコルの使用などが考えられます。
解決方法:
- URLのスペルを再確認。
- パスとパラメータがAPIドキュメントの要件に合っていることを確認。
- httpsプロトコルを使用(APIが要求する場合)。
3. 必要なヘッダー情報の不足
一部のAPIリクエストでは、特定のHTTPヘッダー情報(例えば、Content-TypeやAuthorization)が必要です。これらのヘッダーが不足していると、400エラーが発生することがあります。
解決方法:
- APIドキュメントを見て、必要なヘッダー情報がすべて含まれていることを確認。
- Postmanなどのツールを使ってヘッダーを追加・確認。
4. リクエストボディのフォーマットエラー
特にPOSTなどのリクエストでは、リクエストボディのフォーマットが正しくないと400エラーが発生します。
解決方法:
- リクエストボディのフォーマットが正しいか確認。
- JSONデータなどを利用する場合、バリデーターを使ってチェック。
「HTTP 400 Bad Request」エラーの見え方(ブラウザ別)
HTTP 400エラーは、高確率でクライアント側の問題を示します。Chromeでは、以下のように表示されます。
Chromeの「HTTP 400 Bad Request」エラー
Firefox
Firefoxの「HTTP 400 Bad Request」エラー
総括
HTTP 400エラーは一見ややこしいものですが、基本的にはリクエストに何らかの問題があることを示しています。上記のポイントを一つ一つ確認することで、問題の根本原因を特定し、迅速に解決することができます。エラーが発生したときは、落ち着いて一つ一つチェックしてみましょう。