Thunder Client の使い方:パス変数とシステム変数
こんにちは、開発者の皆さん!📢 APIテストに時間や手間がかかっていませんか?もしそうなら、今日ご紹介するThunder Clientがその悩みを解決してくれます。Thunder Clientは、VS Codeにシームレスに統合された軽量なREST APIクライアントで、お気に入りのエディターから離れずにAPIリクエストを簡単に実行、テスト、デバッグできます。また、パス変数やシステム変数などの強力な機能を使って、テストの効率をさらに上げることができます。さあ、Thunder Clientの使い方について詳しく見ていきましょう!
開発者の皆さん、APIテストの苦労から解放されたいですか?それならThunder Clientについて話しましょう。これは、VS Codeに直接統合されたスリムで軽量なREST APIクライアントです。お気に入りのエディタから離れることなく、APIリクエストを簡単に実行、テスト、デバッグできます。
パス変数
Thunder Clientでのパス変数は、URLパスに動的に値を挿入するのに非常に便利です。複数のエンドポイントを扱う場合やさまざまなデータポイントをテストする必要がある場合に役立ちます。使い方は次の通りです:
- 構文:URLに
{variable}
フォーマットを使用します。例:https://www.thunderclient.com/details/customer/{customerId}
https://www.thunderclient.com/details/{customerId}{name}/
{customerId}
や{name}
を異なる値に置き換えることで、APIの反応を簡単に確認できます。
システム変数
Thunder Clientのシステム変数は、APIテスト用にランダムまたは動的なデータを生成します。これらの変数は、リクエストのクエリパラメータやボディに使用できます。フォーマットは{{#variableName}}
です。
一般的なシステム変数:
{{#guid}}
: ランダムなUUIDを生成します。{{#name}}
: ランダムな名前を生成します。{{#string}}
: ランダムな文字列を生成します。{{#number}}
: 1から1,000,000の間のランダムな数値を生成します。- カスタム範囲の例:
{{#number, 100, 999}}
- カスタム範囲の例:
{{#email}}
: ランダムなメールアドレスを生成します。{{#bool}}
: ランダムなブール値(trueまたはfalse)を生成します。{{#enum, val1, val2, val3}}
: 提供された列挙値の中から一つを生成します。- 例:
{{#enum, red, green, blue}}
- 例:
{{#date}}
: ミリ秒単位のUnix日付タイムスタンプを生成します。- カスタム日付の例:
{{#date, 'YYYY-MM-DD hh:mm:ss:fff'}}
- マニピュレーション例:
{{#date, {year:-1, day:3, mon:5}}}
- カスタム日付の例:
{{#dateISO}}
: ISO形式の日付を生成します。- マニピュレーション例:
{{#dateISO, {year:1}}
- マニピュレーション例:
有料ユーザー向けの高度な機能
Thunder Clientの有料版を使用している場合、Pre Request Scriptsでfaker-js
、chance
、falso
などのNodeモジュールを利用してデータを生成できます。これにより、より複雑なテストシナリオを作成できます。
Fakerの例:
var { faker } = await tc.loadModule("@faker-js/faker");
tc.setVar("firstName", faker.person.firstName());
EchoAPI: おすすめの代替品
Thunder Clientよりも一歩進んだツールをお探しなら、EchoAPI for VS Codeを検討してみてください。このツールは、超軽量でログイン不要のAPI開発コンパニオンです。Scratch Pad機能をサポートしており、Postmanの優れた代替品です。APIデザイン、デバッグ、自動テスト、負荷テストなどの機能が揃っており、Postmanスクリプトとも100%互換性があります。また、IntelliJ IDEA、VS Code、およびChrome用リクエストキャプチャ拡張機能のプラグインも付属しています。
利点:
- ログイン不要
- Scratch Padサポート
- 超軽量
- Postmanスクリプト構文と100%互換
これでThunder Clientとその機能の概要は終わりです。EchoAPI for VS Codeもぜひ一度試してみてください。Happy coding!