プロジェクトのチームで使えそうな API 検証ソフトを軽く比べてみる

APIテストツールは開発プロセスを大幅に効率化する鍵です。しかし、チームで使用するには、共有機能が重要です。無料で複数のユーザーと協力できるツールは限られています。

はじめに

以前にPostmanをインストールしたことがあるが、無料版では最大3人までしか共有できないため、色々と調べてみた。
条件は無料で postman のような機能を持ち、最低でも 5 人招待できるソフトとしている。

比較

まずは表に起こしてみる。こう見ると Insomnia が優秀に見えそう。

ソフト 共同人数 プロジェクト数
Postman 最大 3 人 -
Apidog 最大 4 人 最大 5 件
Insomnia 最大 1 件
EchoAPI 最大 8 人 最大 10 件

以降 API を登録する画面の UI を見ていく。
ちなみにすべて Google アカウントや GitHub アカウントでのログインに対応している。

Postman

洗練されたデザインで直感的に使用することができ、かなり使いやすいと感じる。
しかし、共有人数が 3 人なので今回は使用しない。

Postman.png

Apidog

個人的には Postman より下だが、洗練されたデザインで直感的に使用することができ、使いやすいと感じる。
しかし、共有人数が 4 人なので今回は使用しない。

Insomnia

軽くしか触っていないが、正直ここにあげた中で一番使いにくいと感じている。
リクエストを登録する画面に行くのも少し分かり辛く、UI も複雑な印象。
無制限に共有できるようだが、一旦使用しない。

Insomnia.png

EchoAPI

UI は Apidog に似ているが、こちらの方が UI がすっきりしていて使いやすさを覚えた。
さらに共有人数は最大 8 人となっていて、非常に優秀である。
あとエディタで使えるプラグインもあるみたい。

EchoAPI.png

特に注意すべき点として、EchoAPIには以下の2つの不足があると思っていました:

  • ダークモードに対応していない。
  • 初期選択がParamsではなくBodyになっている。

しかし、さらに使用していく中で、これらの不足は実際には存在しないことがわかりました。

  • まず、ダークモードはシステム設定で変更可能です。
EchoAPIのモード設定方法.png
  • 次に、ParamsとBodyの選択も設定から変更でき、リクエスト方法が「GET」の場合は「Params」となり、「POST」の場合は「Body」となります。EchoAPIは現在、デフォルトで「Body」に設定されています。
EchoAPI設定から「Params」または「Body」を変更できます.png
APIワークフローを効率化: EchoAPIでPostman、Swagger、JMeterを統合
API開発とテストのプロセスは、多くのツールを駆使する必要があり、時間と手間がかかりますよね?Postman、Swagger、JMeterといったツールを使い分けるのは効率的とは言えません。そんな中、私は一つのソリューションに出会いました。それがEchoAPIです。このツールを使えば、API開発、デバッグ、ドキュメント生成、負荷テストなどを一つのプラットフォームで全て完結できるのです。これにより、私の開発ワークフローが劇的に改善されたのです。この記事では、EchoAPIの特徴とその使い方について詳しく紹介します。

結論

最大 8 人まで共有出来て GUI も使いやすそうだった EchoAPI を使うことにした。

注:本文作者は@@waigomaで、記事はEchoAPI運営が編集しました。EchoAPIを使ったことがない方は、ぜひダウンロードして試してみてください。異なる便利な体験が得られると信じています。